今週月曜日は2ヶ月に1度の年金支給日。物価高の今、節約をしないと生活は苦しいとの声が聞かれた。支給日2日前に出会った都内の持ち家に暮らす滝沢さんは、収入はひと月約10万円の年金だけ。日々家計簿をつけてやりくりしているものの、医療費やマンションの管理費、食費なども合わせると年金は使い切ってしまうという。貯金が僅かなため、年金支給日でも贅沢はできないという。それでもささやかな楽しみが缶ビール。年金生活を少しでも豊かにしたいと、働く高齢者も増えている。都内に暮らす中村さんは、3年前に定年退職したが年金が家賃でなくなってしまい毎月赤字になるという。そのため一昨年から警備会社の契約社員として再び働き始めた。年金だけに頼れない現実に直面しつつも、同僚と話をするというのも楽しみの一つで、仕事をすることによってある程度規則正しい生活となり健康も保てるという。