台湾総統選挙を前に先週金曜日に民進党の大規模集会が行われていたが約20万人が集まった。そして選挙の結果中国の距離を置く与党・民進党の頼清徳氏が当選した。投票が行われた一昨日には選挙のために台湾に帰ってきた方さんは戸籍のある場所での投票が義務付けられているため地元で投票を行った。投票用紙が締め切られると開票所に変化する。次々と集まる一般市民は不正がないか開票作業を見守っている。今回の総統戦では投票率は71.86%。その投票率の高さの理由は中国との距離感が関係している。中国の距離を置く与党・民進党、中国との融和姿勢の国民党と中国と対話路線の民衆党とあるが、投票日の夜には若者が店に集まり投開票を見守っていた。民進党に敗れた国民党はその候補者の一人の李さんは動物愛護などを訴えた。落選したが政治に参加したことが満足だったという。また陳さんは初めて投票したが、緊張したという。