和島英樹さんとマーケットの展望を伝えていく。今日の日経平均はFOMCを前に利益確定売りが目立つことで100円ほど下落している。米長期金利は16年ぶりの高水準となっているが、パウエル議長の会見が今後の金利の動きを左右するのではないかと言及。米10年債は先行きが怪しいと言われる中で強い状態が続き、原油価格も去年11月以来の高値となるなどしていて、インフレ気味の指標があることも手控えの要因となっている。東証プライムが値下がりの中心となっているが、東京エレクトロンは下げたところを買われたものと見られる。海運株は堅調で商船三井は配当取りを控える中で好材料があるわけでもないにも関わらず6日続伸となっていて、PBRが0.8倍となっていることも影響したと見られる。