田中さんは「ECBのラガルド総裁は、今後の利下げ決定はデータ次第と言っているが、データが十分に揃っていないとも発言しています。注目されるのは賃金動向で、ECBが発表している賃金トラッカーというのがあるが年後半の賃金の高止まりを示唆しています。追加利下げのハードルというのは上がっているので、6月に渋々利下げを受け入れたタカ派が、今回どういった発言をしているのか注目されます」深谷さんは「最近景気悪化懸念が一旦後退したような感じでしたが、ZEW・景況感指数などをみると大きく悪化しているのもあり、再び景気懸念ということで利下げもあり得るかなと思っています」などと話した。