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「TSMC」 のテレビ露出情報

TSMCの工場の開所式には創業者のモリス・チャン氏、日本政府の関係者や日本を代表する企業のトップが顔を揃えた。1987年に設立された台湾のTSMCは半導体の受託生産で世界最大手。時価総額はアジアトップ。日本政府は今後建設される第2工場とあわせて最大1兆2000億円の財政支援を打ち出した。第1工場ができた熊本県菊陽町は人口4万4000人。農地が4割を占める町が変わりつつある。第1工場だけで1700人(台湾500人、日本1200人)を雇用。関連企業もあるため、最寄りの無人駅は通勤ラッシュ。駅からは町が運行するバスが走る。マイカー通勤も増えたため、周辺の道路は交通渋滞が深刻化したが、TSMCの工場ができたことで国から10年間で300億円の道路予算がついたという。
今後の人口増加を見越してマンションが建設ラッシュ。投資家は「(投資して)よかったと思います。チャンスでした」と笑顔で語った。取材した大津町のマンションは工場まで車で10分ほど。間取りは2LDK、家賃は8万3000円。TSMC進出前から1~2万円増額したという。2024年8月までに完成した300戸のうち8割が契約済み。不動産会社の社長は影響がここまであるとは思っていなかったと語った。
以前から菊陽町に住む人々の間には不安やとまどいが広がっている。菊陽町はTSMCの進出が決まってから地価が急上昇。青果店「フレッシュパーク」は2001年のオープン以来、地元で愛され続けてきたが、不動産屋から現在の家賃の3.5倍を提示され、閉店に追い込まれてしまった。昨年9月の閉店から1年が経ち、マンションに変わっていた。
TSMCの工場から4キロ離れた大津町の古庄農場は約200頭の牛を飼育し、毎日3トンの生乳を出荷。牛糞の堆肥を畑にまき、牛のえさになるトウモロコシや牧草を育てる循環型の酪農を営んでいる。農地は14haあるが、去年12月に7haの売却を不動産会社から持ちかけられた。TSMCの進出に伴い、工業用地が不足し、農地を転用する動きが活発化している。農地の一部は借地で地主は売却を希望したため、手放さざるを得なかったという。農場は8年前の熊本地震で被災し、3億5000万円かけて再建していた。土地の売却代金は入ってくるが、まだ多額の借金が残っている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年9月30日放送 1:25 - 1:55 日本テレビ
NNNドキュメント’24(オープニング)
半導体の受託生産で世界1位の台湾・TSMCが日本で最初の拠点に選んだ熊本県菊陽町。町は半導体バブルにわき、九州への経済波及効果は10年間で20兆円といわれる。一方で家賃の上昇などマイナス面も見られる。今回は半導体バブルの光と影を取材した。

2024年9月26日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニング朝刊けさの注目見出し
台湾の半導体大手TSMCの進出などで2030年には熊本県民1人あたりの所得が年38万円高まるという試算が出された。(朝日新聞)

2024年9月25日放送 14:05 - 14:50 NHK総合
列島ニュース福岡局 昼のニュース
北九州地区における半導体関連の大型企業誘致の動きや、TSMCの熊本県への進出など九州での半導体産業の集積に期待が高まる中、国内外の半導体産業関係者が技術や製品を紹介する「九州半導体産業展」が福岡市で始まった。九州で初めてとなる半導体に特化した産業展には国内外から合わせて260社余りが参加した。会場では各企業などがブースを設け、このうち福岡県が設けた共同のブー[…続きを読む]

2024年9月25日放送 4:05 - 4:15 NHK総合
視点・論点(視点・論点)
東京理科大学の若林秀樹氏が半導体の再興戦略を読み解く。半導体の市場規模は拡大を続けている。最先端のロジック半導体は細かく複雑な配線パターンが爪の先ほどのチップに描かれ黒いパッケージに覆われている。このチップを作るには数兆円の設備投資が必要になり、赤字の時にこそ設備投資をしなければならないなど経営判断が難しい。日本の半導体産業は画像センサーやNANDフラッシュ[…続きを読む]

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