台湾総統選挙が今日告示された。立候補しているのは与党民進党の頼清徳氏と最大野党国民党の候友宣氏、そして民衆党の柯文哲氏。総統選挙の大きな争点は中国との関係で頼氏は最英文総統の路線を継承し中国と距離を置き、対米関係を重視する方針。候氏は中国との対話を通じ、緊張緩和を図ると訴えている。柯氏は二大政党の対立を批判している。台湾メディアが14日に発表した世論調査では頼氏の支持率は35.2%、候氏は29.5%、柯氏は19%となっている。先月野党の候補者一本化の協議が決裂して以降候氏が党の支持層固めに成功したとみられ、投開票日の来月13日まで接戦が続くと見られている。