台湾総統選挙の政見発表会が行われた。民主進歩党・頼清徳氏と中国国民党・侯友宜氏と台湾民衆党・柯文哲氏が参加した。選挙戦の大きな争点は中国との向き合い方。柯文哲氏は「対等で尊厳のある方法で大陸と交流することを願う」などと話した。総統選では経済など生活に関わりの深い政策にも有権者の関心が向いている。若者・中間層にいかに支持を広げられるかが当選のカギとなっている。世論調査では頼氏がトップで侯氏が2位となっているがともに30%台である。また20代・30代の有権者は柯氏を支持する割合が高くなっている。投票日は来月13日となっている。