中国軍はきのうに引き続き、今日も台湾を取り囲む形での軍事演習を続けていると発表した。今週発足した頼清徳政権に圧力をかける狙いがある。中国軍はきのうから2日間の日程で、台湾を取り囲む海域に加えて、中国本土に近い離党の周辺で大規模な軍事演習を行っている。台湾では今週就任した頼清徳新総統が、中国による台湾統一を断固拒否する考えを表明したが、演習は新政権に圧力をかける狙いがある。台湾国防部によると、昨日台湾周辺で中国軍の艦艇16隻や海警局の船19隻が確認されたほか、中国軍機49機の活動が確認された。一方、頼清徳総統は昨日群を視察し「外からの挑戦と脅威に直面しても自由と民主主義を守り続ける」と協調している。