台湾の頼清徳総統はきょう、就任から1か月を迎える。会見では就任式の際に述べて中国が反発した内容に改めて言及した。また、「中国がさまざまな手段で圧力を強めている」とし、米国政府が台湾に無人機などの武器売却を決めたことに謝意を示した上で防衛力を高める姿勢を強調した。台湾のシンクタンク・台湾民意基金会世論調査によると、頼総統の支持率は就任後1か月で10ポイントほど低下している。議会の権限を強めるための法案の審議を巡り与野党が対立し、混乱が続いていることなどが背景とみられている。
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