日高の様似町で地元のアイヌの人たちなどと交流を続けてきた台湾の先住民族を招いて、文化交流会が開かれた。様似町では、27年前から地元のアイヌの人たちなどが台湾に暮らす先住民族のブヌン族と交流を続けている。去年、様似町の一行が現地を訪れたことから、今回14人のブヌン族の人たちが町を訪問した。教育委員会が昨夜開いた交流会には約100人が参加した。ブヌン族の長老が「みなさんと伝統を分かち合いたい」などとあいさつした。狩りの安全や成功を祈る踊りなどが披露され、会場に集まった人たちも手拍子を打って交流を深めた。