吉住さんは定年後に1万以上の作品を作り上げてきた。葉っぱを葉画にするには葉を3年以上乾燥させた上防虫処理も必要など、様々な準備を行う必要があるのだという。吉住さんは定年後は暇の潰し方が分からなくなりゴルフを始めたものの、月に1~2回ほどしか出来ない上にお金もかかる事から向いていないと思ったのだといい、株は大損となったことで身を引くなど、生きがい探しに悪戦苦闘していた。そんな中で熊本の物産展で葉画の展示を見ると興味を持ち始めたことがきっかけだったという。葉画を作るための素材となる葉っぱを集めることで足腰は鍛えられ、母校の小学校で葉画の講師をするなど交流の輪も広がっていった。妻の智恵さんとも趣味は違うものの互いに相手の趣味に引っ張り込まずに良好な中を築くなど、豊かな晩年を送っている。