まもなく卒業シーズンだが、今年度で閉校になる学校もある。その一つ、岡山県吉備中央町の津賀小学校では、子どもたちの思い出が詰まった学び屋を映像にして残そうという授業を進めている。岡南計測岡山営業所・木下弘太さん。全方向の景色を同時に記録できるという特殊なカメラを使って行われたのは校舎の撮影。吉備中央町立津賀小学校。全校児童24人という小さな学校で今年の3月をもって閉校することが決まっている。全校の児童が140人以上いた時もあるが近年、児童の数は激減。来年度から近隣の学区と統合され児童は新たな学校へと移る。岡山市の企業に依頼したのはまるで校舎の中にいるかのように見たい場所を見ることができるVR動画。大好きな学び屋で過ごす時間もあとわずか。津賀小学校はまもなくその歴史に幕を閉じる。