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「吉原の善玉悪玉」 のテレビ露出情報

浮世絵から江戸のリアルな暮らしに迫る。今日は栄松斎長喜「吉原の善玉悪玉」。吉原の町を行き交う遊女たちの所々に、顔に「善」や「悪」と書かれた人のようなものの姿が描かれている。これらは「善玉」「悪玉」と呼ばれる人間の魂の化身。もとは山東京伝の小説「心学早染草」に出てくるキャラクター。人間の中に善玉が入れば善人に、悪玉が入れば悪人になるという設定が大ウケ、悪と書かれた提灯を持って練り歩くことが若者の間でブームになったり、歌舞伎でも悪玉・善玉踊りが作られたりと、一種の社会現象を巻き起こした。この絵もそのブームにのって作られた浮世絵。

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