昭和16年には太平洋戦争が勃発。戦争の真っ只中で少年時代を過ごした。昭和20年の3月10日には東京大空襲が発生。当時12歳だった正隆はのちにこの日のことを記している。正隆とその家族は皆無事だったが店と家が空襲の消防活動のために強制疎開の対象に。店は閉店し立ち退きを余儀なくされた。父の正雄は立ち退きにあたり、支払われた保証金と貯金で郊外に家を買おうとしたが、詐欺にあいお金だけとられてしまったという。このことで華やかで豊かな暮らしから一変したという。
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