吉祥寺の中華街本店の名物料理「香港炒飯“味玉のせ”」は、味玉を6個使用するが、最近はたまごの値段が高騰しているため社長は頭を悩ませている。そんな中、練馬区のスーパーではきのう、258円のたまごが88円となる安売りが行われ、長蛇の列ができていた。このスーパーでは約20年前から毎週日曜日にたまごの特売を行っている。震災時も含め、お客さんの期待を裏切りたくないという思いで続けているが、厳しい状況だと社長は語る。たまご市場の動向を知り尽くしたプロは、毎年年末にはたまごの需要が増えるが、今年はそれがかなり早めに起こり、この先は今の価格のまま横ばいに近いような形で年末まで推移するのではないか、年が明ければ価格は少し落ち着くのではないか、などと分析している。