東京・武蔵野市の「吉祥寺TKGたまごのおはなし」は「極上たまごかけごはん」がウリのお店。全国の農家からこだわりのたまごを仕入れているが、いま頭を悩ませているのが止まらないたまごの仕入れ値上昇。さらに米の価格も上がったことから、店では800円だった「極上たまごかけごはん」を今月から50円値上げ。“物価の優等生”とも言われてきたたまごの卸売価格は今年8月から3か月連続で上昇し、Mサイズ1kgあたりの平均卸売価格は273円。ニワトリが猛暑の影響で夏バテをしてたまごの生産量が減ったことなどが理由とされている。
関東などに1日約2トンのたまごを出荷する千葉・館山市の宮本養鶏では夏バテによってサイズがワンサイズ小さくなっている。今は例年通りのサイズに戻っているものの、新たな悩みが去年も各地で流行した鳥インフルエンザ。その影響で去年4月には平均卸売価格が過去最高値の350円となり、「エッグショック」と呼ばれた。先週、北海道厚真町の農場で食肉用のニワトリが鳥インフルエンザに感染。これまでで最も早い養鶏場での発生だという。これを受け、農林水産省では対策本部も開かれた。北海道は感染していたのはすべて食肉用のニワトリであることから、たまごには影響はないとしている。鶏卵産業に詳しい元東京農業大学教授・信岡誠治さんは「すでに日本全国どこで発生してもおかしくない状況」と指摘。鳥インフルエンザの感染源はウイルスを持った渡り鳥。今後、日本にくる渡り鳥の数や早さで感染の規模が決まるが、去年のような爆発的感染となれば、“エッグショック”が再来し価格も高騰する可能性がある。
たまごの高値の影響はスーパーの特売でも仕入れ値が上がる限り、価格もあげざるを得ないという。先月の特売では10個入り1パック139円で販売していたが、きょうは20円高い価格で販売。たまごの価格高騰をどう乗り切っているのか。この先の価格はクリスマスや正月に向けてたまごを使う機会が増えるため例年相場が上昇するが、その上がり幅は今年どうなるのか。
関東などに1日約2トンのたまごを出荷する千葉・館山市の宮本養鶏では夏バテによってサイズがワンサイズ小さくなっている。今は例年通りのサイズに戻っているものの、新たな悩みが去年も各地で流行した鳥インフルエンザ。その影響で去年4月には平均卸売価格が過去最高値の350円となり、「エッグショック」と呼ばれた。先週、北海道厚真町の農場で食肉用のニワトリが鳥インフルエンザに感染。これまでで最も早い養鶏場での発生だという。これを受け、農林水産省では対策本部も開かれた。北海道は感染していたのはすべて食肉用のニワトリであることから、たまごには影響はないとしている。鶏卵産業に詳しい元東京農業大学教授・信岡誠治さんは「すでに日本全国どこで発生してもおかしくない状況」と指摘。鳥インフルエンザの感染源はウイルスを持った渡り鳥。今後、日本にくる渡り鳥の数や早さで感染の規模が決まるが、去年のような爆発的感染となれば、“エッグショック”が再来し価格も高騰する可能性がある。
たまごの高値の影響はスーパーの特売でも仕入れ値が上がる限り、価格もあげざるを得ないという。先月の特売では10個入り1パック139円で販売していたが、きょうは20円高い価格で販売。たまごの価格高騰をどう乗り切っているのか。この先の価格はクリスマスや正月に向けてたまごを使う機会が増えるため例年相場が上昇するが、その上がり幅は今年どうなるのか。
住所: 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-14 六鳴館