全国各地でカスタマーハラスメントが問題となっていて、大手飲食チェーンが対策に乗り出した。2日、吉野家ホールディングスと日本ケンタッキーフライドチキンが、カスタマーハラスメント対策を発表した。厚生労働省は、企業に「カスハラ」対策を義務付ける方針案を示した。首都高速道路株式会社・お客さまセンターでは、去年から、カスハラ対策の「切電マニュアル」の運用を行っている。首都高速道路株式会社によると、マニュアルに基づき客からの電話を途中で切ったケースは、去年5月から今年10月までで30件あったが、そのことで客とトラブルになったケースはないという。