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「名古屋大学病院」 のテレビ露出情報

名古屋大学病院の医師の高橋義行さんは小児がん治療で国内トップレベルの実績を持つ小児科医で医師をしている。その苦悩は海外なら救える命が日本では救えないということ。名古屋大学病院で治療をうける久保田ちひろちゃんは埼玉県から一時的に病院内の施設に移り両親と生活している。保育園に通っていた3歳のときに神経の細胞にできるガンの神経芽腫を発症していることがわかった。幼児に多い神経芽腫は、発症する数は年間100人と言われる。ちひろちゃんは最も治りにくい高リスク群に分類され名古屋大学病院に転院した。2年間の闘病の末退院をしたが、去年に埼玉でうけた定期検査で再発していたことがわかった。一縷の望みをたくして再び名古屋大学病院に入院した。
去年のクリスマスには、国内でガンの進行を止める方法は残されていなかった。高橋さんは白血病など、がん治療の研究をつづけてきた。10年ほど前から注目しているのはCAR-T細胞療法。まず患者の血液からがんやウイルスを抑制する力をもつT細胞とりだし、ある遺伝子を細胞に組み込むことでがんを認識する最強のレーダーのCARが取り付けられる。これがCAR-T細胞で、細胞を培養して薬として患者に投与し、CAR-T細胞ががん細胞のもつ物質を目印にガンを消滅させる。神経芽腫などの様々ながんに応用が可能。神経芽腫はまだ動物実験の段階で、去年4月には高橋さんが研究している神経芽腫のCAR-T細胞療法でイタリアの病院が臨床試験の結果を発表した。ちひろちゃんの両親はインターネットでCAR-T細胞療法を知りイタリアでの治療を希望し、支援の輪が広がった。
目標金額を大幅にこえ、イタリアでの治療ができることになったちひろちゃん。ヨーロッパを代表する病院のバンビーノ・ジェス病院は神経芽腫のCAR-T細胞療法で臨床試験の結果を発表した病院。ガンが再発し7ヶ月経過したがCAR-T細胞の投与が始まった。バンビーノ・ジェス病院の運営母体はバチカンのローマ教皇庁で病院の中に研究所があり新薬の開発や臨床試験まで行う。海外で希望の治療を全ての子どもが受けられるわけではない。神経芽腫を発症した女の子は三歳から治療しているが、がんは頭の骨や足などに転移していた。CAR-T細胞療法を知った時にはすでに体にがんが多くの場所に転移し治療をしても効果が得られない状態になっていた。
この日高橋さんはがんで子どもを亡くした子どもたちの会合に招かれた。四人全員が高橋さんが主治医を務めたこどもたち。新しい治療法を少しでも早く日本に受けられるようにしてほしいという思いを伝える会で、高橋さんが参加するのははじめて。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年10月28日放送 2:28 - 3:28 TBS
ドキュメンタリー「解放区」「声」-あなたへ
トラック運転手の田島は喉にガンが発生し、声を失ったが、失う前に妻や巣立った子どもたちにメッセージを録音していた。そんな田島は一握りの希望を手に声を取り戻すためのプロジェクトに参加しようとしていた。田島の主治医は名古屋大学病院の西尾医師であり、西尾は田島のガンは下咽頭がんでありステージ4に至っていたなどと写真を用いて解説した。田島の妻・鈴子は高校の同級生。電気[…続きを読む]

2024年9月29日放送 0:28 - 0:58 TBS
バース・デイ(バース・デイ)
小田凱人の練習拠点は岐阜県岐南町にあり、愛知県の自宅から通っている。左脚には人工股関節が入っているため、左右で筋力に差が出てしまう。練習は長い時で4時間に及び、上半身と体幹の強化が中心。車いすを機敏に動かすチェアワークの練習では重さのあるボールを投げることで負荷をかける。小田は「どんな練習でも同じことを繰り返すと成長の段階が分かる。質だったりクオリティも比べ[…続きを読む]

2024年9月28日放送 19:30 - 20:15 NHK総合
新プロジェクトX〜挑戦者たち〜決断 命の一滴 ~白血病・日本初の骨髄バンク~
昭和59年、春の宮島で1人の修学旅行生が土産物を探していた。それが12歳の園上さおりだった。さおりは両親にお父さん、お母さんと書かれたぐい呑みをお土産を買った。中学にはいったさおりは軟式テニス部に入部。ある日、目眩がしコートにしゃがみこんだ。母とさおりは病院で検査。医師は母だけに白血病だと告げた。大学病院に入り、母はさおりに貧血だと伝えた。ここで、さおりは当[…続きを読む]

2024年7月20日放送 7:00 - 7:30 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
小児がんの患者数は年間2000人〜2500人。医療の進歩により多くの命が助かるようになった。しかし成長過程の子どもの体に放射線や抗がん剤などの治療を行うことで、ホルモンの分泌異常や認知機能障害など「晩期合併症」を引き起こしている。中学3年生で鼻咽頭がんを患った水橋さんのケースを紹介。抗がん剤や放射線治療により腫瘍は縮小したが、晩期合併症により腎臓の機能が急激[…続きを読む]

2024年6月22日放送 4:50 - 5:20 テレビ朝日
テレメンタリー2024(テレメンタリー2024)
厚生労働省によると欧米で承認されながら日本で未承認の品目は143品目。このうち86品目は、開発の計画すらなく4割が子供用の新薬。海外で開発された新薬をいち早く日本で使用する方法として国際共同治験がある。承認前の治験に日本を加えてもらうことで日本での臨床試験が可能になる。しかし壁があり、市場が小さくて開発されにくい薬では日本人のために追加の試験を行うことが企業[…続きを読む]

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