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「名古屋大学医学部附属病院」 のテレビ露出情報

今、多くの大学病院が多額の赤字に陥っている。全国81の国公私立の大学病院では昨年度7割の病院が赤字、その総額は508億円と過去最大となった。赤字の理由は大きく2つある。物価高騰と医師などの人件費の上昇だ。医師の働き方改革により人件費が億単位で増加した病院もある。収入も増えてはいるものの、支出の急増に追いつかないという。大学病院の機能は高度医療、教育、研究、医師派遣。大学病院は臓器移植を始めとする高度医療の大半を行っている。高度医療は必ずしも大きな利益には繋がらない。大学病院は公益性の高い医療も支えている。難治性疾患、希少性疾患、災害医療など大学病院が“医療の最後の砦”と言われる所以だ。名古屋大学医学部附属病院では装置の老朽化で検査ができない。山梨大学医学部附属病院では物価高騰により新棟建設が延期した。全国の大学病院でこうした状況が続けば、質の高い医療が維持できなくなるおそれがある。
大分大学医学部附属病院の昨年度の赤字は5億円となり、積立金を取り崩して賄った。医療機器の買い替えができず、研究で使う機器も更新できなくなっている。さらに人件費の不足により退官した教授の後任をすぐに置けずにいる。欠員は46の講座のうち今年度は6人、来年度は13人の見込み。教育・研究への影響が懸念されている。大学病院の医師は診療だけでなく教育・研究を担っていて、給与の水準も含めて大学の教員の立場のため他の医療機関より給与が低い傾向がある。国の調査ではそうした中でも大学病院で働き続けることを希望する理由で最も多かったのは「研究力を向上したい」、次いで「高度な医療を身に着けたい」という回答だった。その魅力が損なわれれば所属する医師が減りかねない。地域医療では身近な医療が大学病院から来ている医師で成り立っている場合がある。全国で国立と私立の大学病院が派遣している常勤医師は約6万人にのぼる。
国立大学病院長会議などは来年度の診療報酬改定で物価上昇に合わせた診療報酬アップを厚生労働省に強く要望している。財務省の試算によると1%アップでも医療費は年間5000億円増加。それに伴い保険料や税金の国民負担も増えることになる。富山大学の小林大介准教授は大学病院が提供する「最後の砦として備える医療」に対しては“公共財”として手当も必要だとしている。文部科学省は来年度の概算要求で初めて「大学病院の経営基盤強化」のために60億円を盛り込んだ。さらに迅速な対応が必要だとして、今年度の補正予算で数百億円規模の財政支援を要求しようとしている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年10月6日放送 23:00 - 23:30 NHK総合
フロンティアで会いましょう!(フロンティアで会いましょう!)
サンショウ・ニンジン・カンキョウなどから作られる大建中湯。理化学研究所の佐藤尚子さんは、大建中湯が腸炎の治療に効果があることをマウスの実験によって解明した。マウスの腸内に大建中湯が入ると、乳酸菌のラクトバチルスが増加し腸内環境を改善し腸炎が治ることが確認された。さらにこの腸炎の改善には、大建中湯の免疫への作用が関わっていることが分かってきた。3型自然リンパ球[…続きを読む]

2025年8月4日放送 13:55 - 15:49 TBS
ゴゴスマ(ニュース)
部屋での熱中症予防について。エアコンと扇風機のダブル使い、カーテンは閉める。温度計・湿度計を置く。また親指の爪をつまみ、話した時に白かった爪がピンクに戻るのに3秒以上かかると、脱水症を起こしている可能性あり。熱中症の軽傷の症状には、めまい、こむら返りなど。中等症になると頭痛など。意識障害がある場合は救急車を呼ぶ。
来週の気象情報。13日頃からお盆に休みに入[…続きを読む]

2025年6月25日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
日本看護協会の会長に初めて男性が就任した。日本看護協会の会長に男性が就任するのは前進組織ができて以来初めて。新会長は処遇改善を国に求めていきたいと主張した。

2025年4月23日放送 11:00 - 11:05 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース)
医療事故に繋がる恐れのあるヒヤリハットの報告を促す取り組みを病院内で行ったところ、病医院側に過失がある死亡などの件数が3分の1以下に減ったとする調査結果を、名古屋大学のグループがまとめた。名古屋大学医学部附属病院の教授は「できるかぎり不幸な過誤死をゼロ化していきたい」などと述べた。

2025年4月21日放送 19:32 - 19:59 NHK総合
クローズアップ現代医療事故 100件の“告発”の裏に何が
対策が進む病院と進まない病院の違いについて長尾さんは病院全体のガバナンスなどがあるが発生した事例にいかに真摯に向き合っているかどうかであると話す。医療の安全のために何が出来るのか長尾さんが副院長を務める名古屋大学医学部附属病院では5年毎で重大事故件数を確認すると減っていてこれは事故につながるヒヤリハットを積極的に報告するようにしている。報告件数が増えることで[…続きを読む]

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