名古屋市消防局を取材すると、高齢者の半数は屋内、住居で熱中症を発症していたという(25年5~9月の統計)。調布市に暮らす秀島卓也さん(73)は昨年7月、居間でくつろいでいた時に気分が悪化した。最高気温は34度だったが、曇天でエアコンを使っていなかったという。平田晃正教授は「高齢者になると、暑さを感じにくくなる」と語る。発汗も遅れる上、汗の量も少なくなる。その結果、カラダを十分に冷やせない。筋肉量が減ると蓄えられる水分量が減り、汗がかけないのも特徴。平田教授は「暑い日が3日連続した場合、熱中症リスクが高まる」と話す。
