1日解禁になったのが来年春に卒業する大学生などを対象にした企業の採用面接。インディードリクルートパートナーズによると5月15日の時点で内々定を得た学生の割合は79.9%。政府のルールは実態と乖離していると指摘する声もある。人手不足を背景に採用活動は年々早期化が進んでいる。大手化粧品メーカーでは再来年春に卒業の学生獲得に動き出している。企業の中には福利厚生を拡充し学生にアピールする動きも出ている。名古屋市にある排水機材の製造会社では食事券を配っている。3500円の負担で7000円分の食事や食料品の購入にあてることができる。