アジア大会3週間前。大橋信くんの調子を太田コーチに尋ねると「ちょっと迷いがある」等と話した。半年前に自己ベストを出して以来、200mのタイムを伸ばせず苦しんでいた。中でも日本代表として初の公式戦で特に気合を入れて臨んだパンパシフィック選手権の結果に、勝てると思っていた分ショックが大きかったという。太田コーチには、聞きに行くというより慰めてもらいにいったという。太田コーチは「良かったところを本人から言わせるとその不安要素はすぐ消えるみたい」等と話した。中でも特に信くんを迷わせていたのが、武器であるハイテンポな泳ぎを意識しすぎるあまり無駄な力が入り効率的な泳ぎが出来ていなかったという。迷いに迷う中、太田コーチと見つけた1つの解決策は、最初の50mで無理に店舗を上げすぎないこと。それから効率的なハイテンポな泳ぎの練習を積み重ねた。大会直前の日本代表合宿中、再び話を聞くと調子は悪くないという。迎えたアジア大会の200m平泳ぎ決勝。効率的な泳ぎを披露し、見事スランプを乗り越え自己ベスト更新。人類初の2分4秒台で高校3年生にして世界新記録を樹立。さらに100mでも金メダル、合計で5つのメダルを獲得しアジア大会を終えた。信くんは「まだ信じられない気持ちが大きい。練習でやってきたことが結果につながってすごく嬉しい。世界大会で活躍できればやっとモンスターになれる」等と話した。
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URL: http://www.ntc.naash.go.jp/
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