吸水ポリマーは燃料に含まれる水分の除去に使用されている。生成や管理の過程で空気中の湿気に触れるなどして燃料にはある程度の水分が含まれてしまう。燃料に水分が混じっていると、水分が氷となりエンジンに詰まって故障につながる危険性がある。機体への給油時にフィルター内の吸水ポリマーが膨らんで水分の混入を防ぐ仕組みになっている。しかし吸水ポリマーが膨らまないまま燃料に混ざりエンジンの中に混入した。後に精密な検査を行ったところもうひとつ別の物質が見つかった。その正体は「塩」。吸水ポリマーは塩分があると水を吸いにくくなるという性質がある。
住所: 和歌山県和歌山市栄谷930
URL: http://www.wakayama-u.ac.jp/
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