12日間の激闘に幕を閉じたパリパラリンピック。今大会、日本は41個のメダルを獲得。金メダルは前回の東京大会を上回る14個となった(銀メダルは10個、銅メダルは17個)。そして、きのう午後7時ごろ、車いすテニス日本代表チームが帰国し、羽田空港には多くの人だかりができていた。女子ダブルスで金メダルを獲得した田中愛美(28歳)や上地結衣(30歳)らが拍手で迎えられていた。その中には、男子シングルスで金メダルを獲得した小田凱人(18歳)の姿もあった。先週行われた決勝で世界ランキング1位のヒューエットと対戦した小田凱人は一時、リードを許すものの逆転勝利し、史上最年少18歳で初の金メダルに輝いた。そして試合から一夜明けると、小田凱人は「1~2か月のバスで終わるのではなく、継続的に車いすテニスを応援してもらうのが僕の役目」と、車いすテニスへの思いを語った。きのうの羽田空港では、声援を送られた小田凱人は笑顔で応えていた。この後、8時すぎに小田凱人がZIP!のスタジオに生出演。小田凱人にパラリンピックの裏側を聞く。