デジタル化でハンコ離れが進む中、老舗ハンコ店では外国人のハンコにあえて漢字の当て字をするものが人気になっている。ハンコにはアルファベットと音の響きで選んだ漢字の両方が掘られている。購入客の半分以上は外国人。サービスのきっかけは日本人のハンコ離れが原因だったという。2020年には9割以上の行政手続きからハンコ廃止の動きがあり、出荷額は20年間で約6割に低下したという。こうした中増え続けている外国人観光客の存在からインバウンド需要に目を向けたのだという。注文から約1時間でオリジナルハンコが完成するという。ハンコと一緒に選んだ漢字の意味が書かれた紙も渡しているという。このハンコは特別なお土産として購入する人が多いという。