アメリカ・テキサス州で7月、中国・北京郊外7月で川の氾濫があった。パキスタンでは6月下旬から各地で大規模な洪水が発生し、1002人が死亡した。3年前にも1700人以上が犠牲になる大規模な洪水。パキスタン・パンジャブ州ムルタンの現在の様子の紹介。パンジャブ州の雨量は平年の36%を上回り、インダス川の支流が氾濫し農地73万ヘクタールが水没した。パンジャブ州では280万人以上避難、避難キャンプがある。コレラなど感染症も増加している。地元当局とパキスタン政府はテント、水と食料の配布も進めている。被害規模が大きく手が回らないのが現状。パキスタンのシンクタンク・ザイナブ・ナイーム氏は「“ニューノーマル”に適応していかなければならない」という。パキスタンでは新たな対策の紹介。新しい住宅の骨組みに竹を使う。パキスタンの一般的な住宅はレンガ製で、レンガの下敷きになって亡くなる人が多く、雨季の死者の30%近くを占める。竹を骨組みに使うと崩れた際の危険が少なく、再建費用も大幅に抑えられる。地元建築家、NGOが共同で普及に取り組んでいる。シンド州で約1万棟建設されている。建築家・ヤスミン・ラリ氏は天然素材である竹を使うことで温室効果ガスの排出削減にもつながるとしてパキスタン全土での普及を目指す。
