インフルエンザが再び感染拡大している。厚生労働省によると、去年11月にピークを迎えて以降、減少していたものの、年明け以降再び増加。1医療機関あたりの感染者数が16.64人となっている。1月第4週に再び注意報基準超えするのは17年ぶり。東京・品川区ののぞみクリニックではインフルエンザ陽性者数が28人。このうちA型5人、B型23人。先週からB型が一気に増え始めた印象だという。去年の秋A型に感染し、先週B型に感染した人もいるそう。B型は吐き気や腹痛の症状が出やすく、同じく流行している胃腸炎と判別しにくい。受験シーズンを迎える中、受験生がいる一家からは不安の声も出ている。再拡大の理由について、東京歯科大学・寺島毅教授は、湿度が低いとインフルエンザウイルスが生き延びやすい、体も乾燥すると喉の粘膜の働きが弱くなってウイルスに感染しやすいと指摘する。去年の年末から東日本の太平洋側や西日本では30年に一度レベルの少ない降雨量になっていて、異例のB型感染拡大の要因になっている。今月も乾燥が続くとみられ、今後もインフルエンザ感染拡大のおそれ。こまめな水分補給、のどあめをなめることが効果的な対策。
