怒りを適切に表現する力をつけるために注目されている試みがSEL。子どもの感情理解と社会性を育む教育で2022年改定の文部科学省生徒指導提要に記載された。学校教育で関心が高まっている。SEL実施による小学生の反社会的行動の件数の変化について。東京・品川区の小学校とアメリカの小学校で調べたデータではSELを行った結果、品川区では約27%、アメリカでは約29%問題行動が減少したという。親子で参加できるSELのイベントでは木の香りを嗅いだり、草花を観察したり五感で得た情報で自分の気持ちがどう変化するのかチェック。体験を積み重ねることで感情を適切に表現する力が養われていく。SELの充実がいじめ予防につながる可能性を示す研究もある。
