今日は冬型の気圧配置が緩み、昨日よりも暖かい1日になった。師走を迎え、各地で年末年始に向けた準備が始まった。山口・防府市では鎌倉時代に始まったとされる神事「笑い講」。今年の豊作を感謝し、来年の豊じょうを祈って農作物と3回の笑いを神様に献上する。三重・鳥羽市ではお歳暮用のイセエビが出荷のピークを迎えていた。温暖化などの影響で水揚げは少なく価格は高止まり。今年は例年より大きめのサイズで身入りのいいイセエビが多いよう。東京・国分寺市の園芸農家ではポインセチアの出荷準備がピークを迎えている。出荷作業は今月中旬まで続き、クリスマスシーズンを彩る。世界遺産・熊野本宮大社では早くも来年の干支・巳の絵馬が掲げられた。更に、長さ4.5m重さ250kgほどの大しめ縄も新しいものに。新年への準備も始まっている。