チコちゃんが「なんでそうめんを流すの?」と聞いた。正解は日本人には水の味を楽しむ文化があるから。かき氷も水を味わうもので平安時代から食べられていた。水ようかんやくずきりも水の美味しさが味を左右する食べ物。貴族が食べた「水飯」はご飯に冷水をかけたもの。そうめん自体はほとんど味がなくいかにおいしい水を使うかが重要。環境省が定める名水百選のように冷たい湧き水でそうめんを冷やす流しそうめんが誕生した。日本人は料理を五感で食べるため風景がよく滝の音がしておいしい水がある場所で食べると五感が完全に満足するという。スタッフが流しそうめん発祥の地とされる宮崎・高千穂峡と岐阜・阿弥陀ヶ滝へ行き流しそうめんを味わった。鹿児島にはそうめん流しがある。夏は食欲がなくなったり夏バテしがちだが天然のミネラル成分が入った湧き水で流しそうめんを食べると夏バテ防止効果もある。