現在、フジテレビが行っている臨時取締役会では今回の一連の問題について、港社長らの進退を含め、経営陣の進退について議論が行われているとみられる。出席者の1人は「社外取締役はコンセンサスがとれている」としたうえで、港社長らの辞任が議論された場合は「賛同することになる」と話していた。議論は午後4時からの会見で発表されるとみられ、「経営陣の責任」と「体制の立て直し」が焦点になる。労働組合とのやり取りの中で人事を担当する川島徳之専務取締役は、問題解決への道筋がつけば辞任する意向を示している。午後4時からの会見には、港浩一社長、嘉納修治会長、遠藤副会長、フジ・メディアHDの金光修社長が出席予定で、日枝久相談役は出席しない見通しだが、フジテレビ労働組合からは、日枝久氏の会見も求められている。今月17日の会見では参加メディアを限定し、映像撮影をNGとしたため、社内外から批判が殺到。きょうのやり直し会見は、参加メディアに制限がなく、映像撮影も認められ、プライバシー保護の観点から10分遅れで放送と配信をすることは可能となっている。大久保さんらは「失敗を認めている上での今回なので、言えることも少ないだろうけど、私個人的にはフジテレビにこれ以上失望したくない」「当時は会食とかもあったが、スタッフからは無理して会食に行く必要はないと言われた。真摯に番組づくりに向き合っているスタッフを守れるのは、きょうの会社の言葉でしかない。上層部を一新しますだけでは、誰も納得しないと思う」などとコメントした。
午後4時からのやり直し会見のポイントについて、村松弁護士は「わたしが一番問題だと思っているのは、情報の共有化がされていなかったことだと思うが、第三者委員会の調査を待たなくても十分話せることなのでぜひ話してほしいと思っている。第三者委員会は誰かの責任追及を目的としているわけでないので、経営陣の責任問題や進退など、フジテレビの会見で明らかにするべき。」などと解説した。
午後4時からのやり直し会見のポイントについて、村松弁護士は「わたしが一番問題だと思っているのは、情報の共有化がされていなかったことだと思うが、第三者委員会の調査を待たなくても十分話せることなのでぜひ話してほしいと思っている。第三者委員会は誰かの責任追及を目的としているわけでないので、経営陣の責任問題や進退など、フジテレビの会見で明らかにするべき。」などと解説した。