大阪・大阪市にある「石原産業」を取材。事業推進部・今西広紀さんが案内。儲かる白の正体は「酸化チタン」だった。年間売上は約530億円。「酸化チタン」はほとんどの白いものの原料。化粧品、白い歯磨き粉、ホワイトチョコにも入っている。キレイな白に見せるため欠かせない酸化チタン。どの物質よりも全部の光を反射する。三重・四日市市「石原産業」の酸化チタン製造工場を取材。酸化チタンの原料・鉄とチタンを含んだチタン鉱石。チタンだけを取り出し約1000℃の高温で1日かけてチタンを焼いて酸化させていく。酸化チタンの粒の大きさ0.00025ミリメートルにしている。チタンの粒が大きすぎるとちょっと黄色く見える。小さすぎると青白く見える。石原産業では温度のムラhがないか、焼き上がる時間を24時間体制で細かくチェックしている。石原産業の酸化チタンはシェア3割で国内トップ。
化粧業界では酸化チタンを入れて乱反射をさせていく。日焼け止めに使われている。酸化チタンは資源が豊富なので、リーズナブル。万能な素材になっている。下地に酸化チタンを塗った赤と塗らない赤を比べた。
化粧業界では酸化チタンを入れて乱反射をさせていく。日焼け止めに使われている。酸化チタンは資源が豊富なので、リーズナブル。万能な素材になっている。下地に酸化チタンを塗った赤と塗らない赤を比べた。