国会記者会館から中継。自民党派閥の裏金事件に関与した議員の要職への起用に批判を強める立憲民主党に対し、高市氏は旧阿部派の幹部で政治資金に不記載があった萩生田幹事長代行を「傷物が1人」という表現で紹介していた。立憲の野田代表はこれまで、自民・公明・立憲が進めてきた給付付き税額控除などの協議を引き継ぐよう求めたところ、高市氏は前向きな考えを示した。高市氏は日本維新の会や国民民主党にも挨拶に回り、国民民主党は年収の壁の引き上げやガソリン税の暫定税率廃止に関する自民・公明・国民の幹事長合意を守るよう求めた。立憲は国民民主に対し野田代表への投票にはこだわらないと伝え、野党統一候補の擁立に向けた連携を呼びかけたが、国民民主は慎重な姿勢を崩していない。政府与党は国会招集を来週前半まで遅らせる方向で調整しており、各党の駆け引きが続く。
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