自民党・茂木敏充幹事長が会見を開き、自民党総裁選への初出馬を正式に表明。茂木は「成長戦略による税収アップなどで新たな財源を確保し“増税ゼロ”の政策推進を実行していく」と訴えた。岸田政権下で行う予定だった防衛増税や子育て支援金の保険料追加負担それぞれ1兆円については停止し、新たな財源確保策で対応すると強調。会見で強く訴えたのが日本経済の“再生”。茂木幹事長は1993年の初当選後、外務大臣など要職を歴任。トランプ前大統領からはタフネゴシエーターとも呼ばれる。小学校は1学年19人の分校。地元では田植えの手伝いなどをして育つ。茂木幹事長は「地方の活力をアップする。僕にとっての政治の原点」。JNN世論調査。次の総理にふさわしい人は?1位・石破茂氏、2位・小泉進次郎氏、3位・河野太郎、8位・茂木敏充氏。自民党・小野寺安保調査会長は「我が国の安全保障にも大きな影響がある。日本の同盟国や同志国に対しても不安を与えるのではないか」。裏金事件を受け幹事長としての責任を問う声もある。政策力、実行力をどこまでアピールできるか真価が問われている。
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