TBS政治部デスク・室井祐作と伝える。参院選の大敗で石破総理の進退が気になるところだが、続投を表明した。室井は「今も驚いている。石破さんの場合は去年の衆院選、都議選、参院選と三連敗している。基本的には続投をするのはいかがなものとは思っている。総理周辺によると続投の意思が固いというところもダブルで驚き」などと述べた。一方で首相官邸前では激励デモが行われるなど「石破辞めるな」の声も広がっている。選挙後に行われた共同通信の世論調査では「石破総理辞任すべきか?」に対して辞任するべきとの回答が51.6%、辞任は必要ないとの回答が45.8%。KEY TO LIT・中村嶺亜の質問「石破総理を批判してきた野党側がなぜ“石破おろし”を批判するんですか?」。室井は「リベラル層から一定の支持がある」、「The HEADLINE」編集長・石田健は「国民にとっても変わったからといってちょっとあんまり期待できないという数字が半々の数字に出てるんじゃないかなと思う」、TVプロデューサーのデーブ・スペクターは「自民党にとってはある意味ではチャンス」などとコメントした。乃木坂46・林瑠奈の質問「なぜ野党は一緒に組んで政権奪取を狙わないんですか?」。室井は「一言で言えばリーダーシップを取る人がいない。立憲民主党も今回の参院選で議席を伸ばすことが出来なかった。本音としては解散してほしくない。さらに野党がこれだけ乱立していると政策で一本化するのはなかなか難しい」、杉村太蔵は「日本の政治にとってすごく良いことだと思っている。合意形成はすごく時間がかかってしまう」などとコメントした。チームみらい・安野貴博党首は「これだけ多様な価値観が広がってきた中で、いろんな政党がいる国会になってきたということは歓迎すべき。何も決まらなくなってしまう懸念もある」などと述べた。鈴木宗男は「裏金のケジメがついていない」とした上で「明確な責任を取らん連中が石破さんに対して反発するのはすり替えの議論だ」と発言した。
住所: 東京都千代田区永田町1-7-1