長期金利の指標となる10年国債の利回りが一時3.035%となり、20年物も一時3.925%となった。1996年以来30年ぶりの高い水準。中東情勢の緊迫化で原油価格が1バレル100ドルを超えるなど、アメリカがインフレ懸念が強まっている。アメリカで長期金利が一時5%台となったことを受け、日本を含む債券市場に波及した形となった。日本国内でも現政権の“積極財政”路線を受けて「財政の先行き懸念」で長期金利が上昇していたが、市場関係者は「アメリカが今週利上げを行い、インフレ懸念を払拭できるかどうかが危機感を抑えられるかのポイント」としている。
