内閣府が発表した今年1月から3月までのGDPの改定値は物価変動を除いた実質の伸び率が前の期に比べ−0.5%だった。年率に換算すると−1.8%となり、5月に発表した速報値の−2.0から上方修正された。企業の設備投資が速報値の−0.8%から−0.4%に上方修正され、全体を押し上げたことが要因。一方GDPの半分以上を占める個人消費は速報値と同じ−0.7%で、今月から始まる定額減税などで下支えできるかが注目される。
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