10月のユーロ圏の消費者物価指数について、門問さんは「ユーロ圏はドイツを中心に景気の後退が懸念されている。欧州中央銀行の中では、インフレの下振れリスクを懸念する声も出てきている。」などと解説。またアメリカの個人消費支出物価指数について、糸島さんは「個人消費支出をインフレで見ていて、中でも価格に注目していたが、景気として個人所得や支出に注目している。最近の貯蓄率は緩やかな低下傾向になっている。消費の勢いは健在だが、今後とも貯蓄率を押し下げ続ける消費が維持できるかどうかは疑わしい。」などと解説した。