SNSでは小泉大臣の発信力が注目を集めている。自衛隊のPR強化。自身のSNSで「自衛官の懸命な仕事ぶりを世の中にしっかり伝えることに力を入れる」と表明。自身のXでは連日、ロシアの爆撃機に対する航空自衛隊のスクランブル発進や中国のフリゲート艦に対する海上自衛隊の警戒監視・情報収集活動など自衛隊の活動などについて発信。発信強化の理由の1つが自衛隊の人手不足。法令で定められる自衛隊の定員は約24万7000人だが今年の3月末の時点で隊員数は約22万人、約2万7000人が不足。こういう中で注目しているのがSNSでの情報発信強化。就任会見では「陸上自衛隊高等工科学校の生徒の何名かはSNSが入校のきっかけと言っていた」と語った。自衛隊の人手不足に立ちはだかる壁。若年定年の壁。自衛隊は精強性の保持のため一般国家公務員より定年が早い。多くの自衛官は50代半ば過ぎで定年。任期制自衛官は20代から30代半ばで退職。防衛省はセカンドキャリアを支援。2024年度は3516人に再就職支援を実施。主に役場などに転職。退職自衛官にとって農業分野は可能性を秘めているという。中室さんは小泉大臣について「素晴らしい。小泉進次郎さんの発信力に期待する声が多いというのも納得できる。GDP比で2%という防衛費もちゃんと考えないといけない。2027年度に2%を達成するという目標があったが前倒しすると。防衛費を2%にすることがどういう意味を持つのか改めて考えてみると防衛費に投資することは日本経済に良い面もあると思うが防衛費をどう賄うか先についての予算規模について整っているとはいえないのでどうするのか課題になる」などと述べた。柳澤さんは「高市総理大臣、高市内閣と合わせないといけない、政権がいうことと合わないといけない。情報発信も大切だと思うが、国を強くする力だけでなく兵器が使われたらどうなるかという現場も直接見て、いかに戦争しちゃいけないか発信するためにこういうものが必要だという論理を打ち立ててほしい」などと述べた。
			
