上海支局長が解説。農村振興は、中国の発展を考えれば避けては通れない課題。中国の農村には人口14億の3割あまりが暮らしている。しかし、中国のGDPのうち農業を含む一次産業の割合は6.6%。農村の人達の収入は上向いてはいるが、都市部と比べると発展のスピードは緩やかで恩恵を受けきれていないのが実情。今年の全人代でも農村振興を重視する姿勢を示しているのは裏を返せば農村振興がまだ道半ばであるとも言える。農村では地域ならではの文化などをアピールし、先に豊かになった都市部から人を呼び込み消費を生み出そうとしていて、この動きについて政府も後押ししている。課題は農村の人たちの収入増加にしっかり結びつけていけるかどうか。新たな柱として観光が注目されている。
