「国勢調査」は外国人を含む日本に住んでいるすべての人を対象に5年に1度行われる。最も重要な統計調査という位置づけで回答が義務付けられている。調査書類は原則調査員が各家庭を訪問して配る。不在の場合にはポストに投函されることもあるが、メールなどでお願いをされることはない。偽のメールで届いたURLをクリックすると本物に似せた偽サイトにつながり、ここでで個人情報を入力してしまうと犯罪などに悪用されてしまう危険があるという。不審な人物が直接家を訪問するケースもあるという。国民生活センターによると先月、40代女性の自宅に調査員を名乗る男性が訪れたという。女性が身分証の提示を求めたが男性は提示せず去ったという。調査員が本物かを確認するにはどうすればいいのか、番組は国勢調査を監督する総務省統計局を取材した。担当者によると国勢調査の調査員は国勢調査員証を首からぶら下げて活動しているという。調査員証には調査員の写真と名前が記載され、総務省統計局長の公印が押してある。さらに青色のカバンを持って活動しているのが正規の調査員とのこと。また、調査員が口頭で収入や詳細な個人情報を尋ねることはないという。