山形県に大雨特別警報が発表されたことについて気象庁と国土交通省はこのあと午後2時から会見を開き、今後の警戒点などについて説明することにしている。気象庁は山形県の庄内と最上で線状降水帯が発生し非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして午後1時7分、顕著な大雨に関する情報を発表した。線状降水帯は発達した積乱雲が次々と連なって大雨をもたらす現象。気象庁は命に危険が及ぶ土砂災害や洪水が発生する危険性が急激に高まっているとして厳重に警戒するとともに安全を確保するよう呼びかけている。政府の対応。山形県酒田市と遊佐町に大雨の特別警報が発表されたことを受けて政府は午後1時5分、総理大臣官邸の危機管理センターに官邸連絡室を設置して情報収集と警戒にあたっている。そして秋田県内の河川の情報も入ってきた。秋田河川国道事務所によると秋田県由利本荘市を流れる子吉川は午後0時40分に市内の明法観測所で氾濫危険水位に達したため氾濫危険情報を出した。市内の明法観測所で氾濫危険水位に達したため氾濫危険情報を出した。