モバイルバッテリーをめぐっては、今年1月に韓国の「エアプサン」の旅客機が炎上した事故で、収納棚に入れたモバイルバッテリーが火元となった可能性が指摘されている。これを受け国土交通省は今月8日から、モバイルバッテリーを機内に持ち込む際には座席の上の収納棚に入れないことや、充電に使う場合は常に状態が確認できる場所で行うよう求めることとし、国内の航空各社も足並みを揃えて乗客に協力を要請する。発煙・発火などの異変を早期に発見し対応することで、安全性をより一層向上させる狙いがあるという。現在、モバイルバッテリーは機内預け入れ荷物に入れることが禁止されている他、機内への持ち込みについても個数や容量などが制限されている。