第101回箱根駅伝予選会。レース後半、市街地から昭和記念公園へ入り、体力が消耗するアップダウンコースへ。ここでどれだけ粘れるかで順位が大きく入れ替わる。東京国際大学2年・リチャードエティーリは先頭集団から完全に離されてしまった。15kmを通過した順位は1位が立教大、2位が日体大、3位が山梨学院大と続き、東京国際大は2つ順位を下げ7位に後退。10位に国士舘、順天堂は本大会出場圏外となる12位。残り約4km、本大会出場をかけた順位争いはさらに変動。10人の合計タイムで競う予選会は1人1人の1秒が結果を大きく左右する。終盤の粘りが勝負の分かれ目。去年3秒差にないた東京国際大学は9位。腹痛に見舞われながら2年・リチャードエティーリも1秒を縮めるべく必死の走りを見せる。出場圏内ギリギリの10位にいる順天堂大学。