今年7月の東京都知事選挙は広島・安芸高田市・石丸伸二市長など20人以上が出馬を表明している。6月20日告示、7月7日投開票という中、きのう蓮舫参院議員が出馬を表明。一方でまだ出馬表明していないが小池百合子現職の都知事は立候補をする方向で調整中。2人の共通点は元報道キャスター。蓮舫氏は2009年の事業仕分けで「2位じゃだめなんでしょうか」という発言があった。小池百合子都知事は2007年に女性初の防衛大臣、2016年には女性初の都知事就任等の経歴がある。蓮舫氏は8年前には「私がやりたいことは都政ではなくて国の政治」と答えていた。今回出馬する理由について「7つのゼロ公約どこにいったんでしょうか。どれもゼロにはなっていません」と主張。2016年に小池都知事は“7つのゼロ”公約をかかげ、内容は「1・待機児童ゼロ、2・介護離職ゼロ、3・残業ゼロ、4・都道電柱ゼロ、5・満員電車ゼロ、6・多摩格差ゼロ、7・ペット殺処分ゼロ」といったものだった。蓮舫氏は「裏金議員、政治とカネの自民党、自民党政治の延命に手を貸す小池都政をリセットしてほしい。その先頭に立つのが私の使命。改革が私の原点」と主張。政治部デスク・高田さんは「(勝算は)組織票だけを見れば、小池さん優勢と思うが、蓮舫さんが風をおこせるかどうか。自民党内でも蓮舫さんを警戒する声が出ている」等とした。立岩さんは「8年前と大きく違うのが大阪。大阪府知事を取った維新が小選挙区全部取るくらいの勢いを持った。大きな自治体の長は国政を左右出来ることが明確になった」等とした。