テレ東BIZに寄せられた視聴者からの質問「野党が全員で組めば政権交代できるが、それができそうにない空気は何?」が紹介された。これについて篠原裕明は、細川政権の際にそうしたことがあったが現在は参議院で自民党が多数のため上手く行かない、来年は参議院選挙があるものの参議院選挙は半数ずつなのでそれだけで自民が大敗するとは考えにくい、自民・立憲で組んで大連立をすれば良いという声も出ている、などと話した。国際情勢が複雑になる中でグラグラした政権は通用するのかの問いに小泉悠は、アメリカが本当に安全保障にコミットするかはわからない、韓国・オーストラリアなど安全保障のネットワークは広げていかなくてはならない、連立では思い切った政策はしにくい、自民と立憲でそれぞれの安保政策について建設的な議論が行われると良いと思う、などと話した。唐鎌大輔は立憲民主党の経済政策について、金融政策はイメージが大事なので「日銀の物価安定目標を2%から0%にする」については相当なアレルギー反応が出てくると思う、などと話した。