国会では衆議院の各会派の代表者による協議会に林官房長官が出席し、先の解散総選挙を受けて総理大臣指名選挙を行う特別国会を来週11日に召集することを正式に伝えた。そして与党側は会期を4日間とし、召集日に議長と副議長を選出したあと総理大臣指名選挙を行いたいと提案したが、野党側は持ち帰って検討する考えを伝え、引き続き協議することになった。今回の総理大臣指名選挙では1回目の投票で決着がつかず、石破総理大臣と野党第1党の立憲民主党の野田代表との決選投票になる見通し。ただ決選投票では国民民主党などが野田氏に投票しない方針を示していることから石破総理大臣が最も多くの票を得て再び総理大臣に選出される公算が大きくなっている。