ガソリン税には1リットル当たり約25円が、暫定税率として上乗せされている。国民民主党はこの25円の上乗せの廃止などを含むガソリン減税を求めていて、政府与党がどう応えるかが焦点となってきた。こうした中、政府与党はガソリン減税を含む自動車関係の税制改正については今年結論を得ることは見送り、来年改めて議論する方向で検討に入った。ただ、国民民主党の玉木代表は自身のSNSで今年中に検討し、結論を得るべきと述べていて、今後与党と国民民主党との調整が難航する可能性もある。ガソリン価格を巡っては円安などの影響で高止まりが続いていて、政府は即効性などの観点から現在補助金を投じて1リットル当たり175円程度になるようにしている。