野党との政策協議にあたっている自民党・小野寺政調会長が、昨夜のBSフジ「プライムニュース」に出演し、財源を含めて提案することが「多数野党の責任」だと指摘した。小野寺氏は「“引き下げる”“なくす”というと税収がなくなっていくだけだ。日本の財政は先進国の中で一番厳しいと認識している」として、「代わりにどういう財源を見つけるか、合わせて議論することが重要だ」と述べた。また「103万円の壁」を巡っては、所得税の課税最低限の引き上げなどで「学生の就業抑制を外すことはしっかりできた」と強調し、与党と国民民主党との間で「今後も議論を続けていく課題だ」との考えを示した。