衆議院解散のトリガーとなりうる内閣不信任決議案は提出されるのか。そのカギを握るキーマンは立憲民主党・野田代表。少数与党国会で野党第一党の立憲が提出し、野党がまとまれば可決・解散に繋がる可能性がある「不信任案」。野田代表は「私も解散権を行使したことがあるので。安倍当時の総裁との党首討論の中で解散を決断しましたが、議場で解散するとみんな万歳するじゃないですか。あの万歳をする気には全くならなかった。400数十人(の議員)をクビにする話なので」などと話した。他の野党などからも提出を求める声があがる中、判断のポイントについて聞くと「(提出に)大義があるかどうかでしょう。すべての選挙を通じで物事が前進するかしないのか、国難とおっしゃるわけですからそでもわからないので、そういうのも含めて判断材料として党首討論もやらないといけないと思うし、むしろ党首会談もよびかけてほしいと思いますけど」と話した。あすの党首討論や関税交渉などの結果を踏まえ、「自分で冷製に判断したい」と静かに語った。もし不信任案が提出された場合、他の野党は賛成するのかしないのか。事実上の会期末まであと10日、不信任案を巡る野田代表の判断がいま注目されている。